【悩み相談】職種別キャリアチェンジの方法や必要スキル|未経験職種への応募は何歳まで可能か

転職相談

転職でキャリアチェンジご希望の方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

私がキャリアアドバイザーをしていた時は、半分以上の方が異業種を希望されていらっしゃいました。

具体的に就きたい職種が明確な方もいらっしゃれば、せっかく転職するなら違うことに挑戦してみたいという方、現職にネガティブなイメージを持っており全てを改善したいから職種も変えたいと考えていらっしゃる方など状況はさまざまです。

この記事では、キャリアチェンジの難易度何歳くらいまで可能なのか、必要なスキル職種ごとの転職方法について分かりやすく解説していきたいと思います。

ご希望職種に就くための具体的な方法が分かりますので、是非ご覧ください!

もこ
もこ

はじめまして。キャリアアドバイザー歴15年もこです。
大手エージェントで延べ2万人以上の転職支援の実績があります。

転職に役立つ情報を中立な立場で発信しています!

キャリアチェンジの難易度

企業の中途採用背景

キャリアチェンジは難しいかと言われれば、経験職種よりは難易度は高いと言えます。

いくつか理由はありますが、まず一つ目に、中途採用の場合、企業は即戦力を採用する傾向にあることがあげられます。

そもそも企業がなぜ新卒採用ではなく中途採用を行うのかというと、教育する時間やコストを下げて戦力となる人材が欲しいからです。

未経験で一から育てる時間とコストの余裕があれば、極論新卒採用でOKなのです。新卒の方が人件費(給料)も抑えることができます。

未経験歓迎求人の転職市場

もう一つは、ライバルの多さです。

経験者向けの案件は経験者しか応募ができませんが、未経験可の案件は誰でも応募が可能なので、その分ライバルが多いということになります。

人気のある企業や人気のある職種であれば、尚更倍率は高くなります。

キャリアチェンジは何歳まで可能か

希望する職種にもよりますが、やはりキャリアチェンジは若い方がしやすいです。
具体的には30歳くらいまでというのが現実的だと思います。

未経験でも関連職種の経験があれば30代でも可能な職種もありますので、具体的にはこの後の職種ごとの項目をご覧ください。

全体的に言えることは、早ければ早い方が可能性が高まるということです。

もしキャリアチェンジをお考えの方は、とにかく早めに転職活動を始めることをおすすめします。

30代のキャリアチェンジは無理なのか

キャリアチェンジに限らずですが、中途採用の場合、ご年齢と共に経験に対しての期待値が上がっていきます。

極端な話をすると、50代の未経験の人材を企業は採用しようとは思わないですよね…。

厳しいようですが、これが現実です。
年齢相応のスキルや経験を求める傾向にあります。

ですが中途採用の場合は、相対比較という側面もあります。

例えば、応募者がなかなか集まらずに苦戦している企業の場合、候補者に求める経験やスキルの目線は低くなっていくことが考えられます。

このように一般的には、年齢と共にキャリアチェンジの難易度は上がっていくと言えますが、やってみないと分からないというのも事実なので、30代の方もまず行動してみるということをおすすめします。

仮に結果難しかったとしても、やるだけやったのであれば納得感も変わってくるはずです。

キャリアチェンジに必要なスキル

例えば事務職希望であればPCスキルはあった方が有利ですし、経理のように簿記資格がないと挑戦自体難しい職種もあります。

必要なスキルも職種によりますので具体的には、この後の職種ごとの説明でお伝えさせていただきたいと思います。

繰り返しになりますが、未経験可ということは誰でも応募ができるということであり、その分ライバルも多いということになります。

ライバルとの差別化を図るには、何かしらプラスでアピールできることが必要になります。

未経験だが独学で知識の習得に取り組んでいる姿勢は、どの職種でも必要になってくると思います。

希望職種ごとキャリアチェンジの方法

職種ごとのキャリアチェンジの難易度や求人数、将来性などを表にまとめてみました。

詳細については、職種ごとの項目をご覧ください。

難易度30代可否求人数将来性専門性汎用性必要なスキル
事務×
総務×
経理×
人事労務×
人事採用
人材経験あれば
法務×
法人営業
個人営業
IT・Webエンジニア×
企画・マーケ×××

事務職

私の経験上、事務は特に希望の多い職種です。特に女性の半分くらいの方は事務職を希望されていました。

希望の理由はまちまちですが、長く続けられそうというイメージを持たれている方が非常に多かったです。

ただ、そのイメージについては少し補足をしておきたいと思います。

事務職の難易度

全国の求人数は、2022年4月時点で有効求人倍率1.2倍(求職者1名に対して1.2件)と増加傾向にありますが、なんと事務職の有効求人倍率は0.29倍(求職者3名に1件もない)という状況です。

そのため、経験者でもなかなか内定をもらうことが難しい職種になりますので、未経験者の難易度はかなり高いです。

事務職の将来性

IT化が進み事務職のお仕事が減りつつあることに加え、事務職は、営業や接客系のお仕事と比べ事務員自体がお金を稼いでくれる職種ではないため、リーマンショックやコロナショックなどの有事の際に柔軟に人員のコントロールができるよう正社員や契約社員といった直接雇用ではなく、派遣で採用する企業も多くなっています。

特に大手はその傾向が顕著です。

今後ますますIT化やAIの導入が進んでいくと、更に状況は厳しくなる可能性があります。

派遣であればおそらくお仕事に困ることはないと思いますが、正社員として長期的に安定的なキャリアを築いていきたいという方は、今一度よく検討されることをおすすめします。

一般事務ではなく、経理や総務といった専門性の高い事務職を目指すとか、ITエンジニアのように専門スキルを身につけるという選択肢もあります。

事務職にキャリアチェンジする方法

ここまで読んで、未経験で事務職に挑戦するのは無理なのではないか…と思われている方もいらっしゃると思いますが、難しいものの無理ではありません。

ただ上記の通りかなりの狭き門であることは事実ですので、未経験可の正社員の事務職に数件応募して内定をいただけるほど甘くはないと思います…。

ではどうしたら事務職にキャリアチェンジできるのか、その具体的な方法をお伝えしていきます。

紹介予定派遣や事務派遣で探す

上記の通り、いきなり未経験で正社員の事務職に合格するのはかなり難しいです。

その為、紹介予定派遣や事務派遣で経験を積むという方法が一番の近道だと思います。

紹介予定派遣なら、双方の合意があれば直接雇用で採用してもらうこともできますし、事務派遣でも無期雇用派遣であれば派遣元の社員となり長期的に就業することが可能です。

通常の事務派遣は有期雇用になりますが、ここでしっかりと経験を積めば、経験者として正社員の案件に挑戦することができ、未経験で探すよりも可能性は高まります。

※未経験から事務職に挑戦できる派遣会社はこちら

未経験可の案件にとにかく沢山応募する

どうしても正社員を目指したいということであれば、未経験向けの案件にとにかく沢山応募しましょう。

ただ大手や好待遇など好条件の人気案件は当然倍率が高いので、規模が小さいとか条件があまりよくない案件も含めて、視野を広げて挑戦していただくのが良いと思います。

また、どこに未経験可の案件があるかは分からないので、転職サイトはもちろん転職エージェントも複数活用して求人を探していただくことをおすすめします。

事務職に必要なスキル

言わずもがなですがPCスキルになります。
中途採用の場合、一からPCスキルから教えてくれるということは考えにくいです。

MOSなどの資格を取る必要はありませんが、Word、Excel、PowerPoint、Outlookは使えないと、事務職は難しいと思います。

Excelも最低限初級レベルの表作成、四則演算、関数はクリアしておきたいです。
ポジションによっては、ピボットやマクロが使えると有利になります。

管理事務(総務・経理・人事・労務)

管理事務の難易度

こちらは事務の中でも専門性が高いことと、社内のポジション数も少ないため、かなり難易度は高いです。

30代前半でも実績はありますが、基本20代と考えていただいた方がよいと思います。

それぞれに目指し方が違いますので、それぞれの項目をご覧ください。

管理事務の将来性

一般事務と違い社内のポジション数は少ないですが、どの企業でも必ず必要なポジションのため、経験さえ積めば需要は高く年齢が高くなっても転職は比較的容易にできます。

一方で専門性が高いゆえに汎用性に乏しく、一度目指すと他のキャリアの選択肢が難しくなります。

そのため、一生のキャリアとして本気で取り組みたいかどうか、よく考えて決めていただいた方がよいと思います。

管理事務にキャリアチェンジする方法・必要なスキル

総務

総務については未経験者に求められるスキルは基本ありませんが、未経験向けの案件が圧倒的に少ないので、見つけたら即応募を繰り返していただくと良いと思います。

経理

経理の場合、未経験でも最低限簿記の知識がないと採用してもらうことは難しいです。
最低でも3級ですが、2級を持っていないと応募できない案件も多いので、簿記2級の資格を取得してから臨んでいただいた方がよいと思います。

人事

労務については、社労士の資格や知識をお持ちであれば有利になりますが、なくても挑戦は可能です。
ただ未経験可の労務の案件はめったに目にすることがないので、なかなか難しい職種だと思います。

採用は、未経験向けの案件もちらほら見られます。
未経験可と言っても法人営業の経験がないと難しい傾向にありますが、経験がなくてもチャレンジはできます。
また、人材業界(派遣ではなく紹介紹介業)でのご経験があると有利です。
法人営業経験があると営業先が企業人事になり親和性が高く採用されやすいです。
中には、人材営業の営業先企業から引き抜かれて転職する人もいます。
人材の法人営業経験があれば30代半ばくらいまでキャリアチェンジ可能ですので、親和性のない職種の方は、一度人材営業のご経験を経て人事を目指すという方法もあります。

法務

こちらは法律の専門知識が必要な職種になりますので、法学部卒などのバックグラウンドがないと難しいです。
案件数もかなり少ないため、企業規模問わず、未経験可の案件を見つけたら応募していただくと良いと思います。
30代前半であれば採用実績はありますが、かなり難易度が高いので、ご希望の方は条件などに拘らずにまずは経験を積むというスタンスで臨んでいただくと良いと思います。

営業職

営業職の難易度

キャリアチェンジの中でも、比較的容易な職種が営業職になります。
なぜ難易度が低いかというと、案件数が圧倒的に多いからです。

求人サイトなどを見ていると、営業職の案件は沢山目にすると思います。

企業にもよりますが、社内の営業職の割合は7割~8割と非常に高く、営業職自体がお金を稼いでくれる職種になりますので、沢山採用してもその分売上が伸びるため採用しやすいということもあげられます。

そのため、比較的年齢が高くてもキャリアチェンジが可能な職種と言えます。

営業には法人営業と個人営業がありますが、個人営業の方がより年齢が高くても採用してもらえる可能性が高いです。

例えば、接客などの個人のお客様向けのサービス提供のご経験があれば、30代後半でも個人営業であれば採用実績も多数あります。

一方、法人営業については、30代前半くらいまでが現実的だと思います。

営業職の将来性

営業職の将来性は非常に高いです。また営業職はキャリアの基本になりえます。

先にお伝えの通り、営業職は案件数が非常に多く需要が高いため、別の企業へ転職するのも容易になります。

また、例えば将来的に経営企画や事業企画などの経営に近いポジションで働きたいとか、サービス企画やマーケティング、総務や人事などの専門性の高いポジションに就きたいという場合も、現場を知らないと始まらないため、営業で実績をつくり認められることが重要になります。

営業として経験を積み実績を残すことは、将来的にさまざまな可能性を広げてくれます。

営業職にキャリアチェンジする方法

未経験可の案件は沢山見つけることができると思いますので、ご興味のある業界や企業の案件にご応募していただければ、比較的容易に内定もいただけると思います。

ただ、大手などの人気企業は営業職でも倍率が高いので、状況を見て視野を広げていくことや、並行して選考を進めていくのがよいと思います。

また転職市場の傾向として、食品や日用品などの有形商材を扱う営業職は出現度が低く広告やIT、ネット、人材などの無形の営業職の方が多く合格もし易いので、参考にしていただければと思います。

個人営業で案件数が多いのは不動産関連になります。
不動産営業は大変なイメージを持たれる方もいるかも知れませんが、不動産営業にも賃貸や売買仲介、マンションや戸建て販売、土地活用などいろいろあります。

企業によっても働き方はまちまちですし、昨今働き方改革に本気で取り組み定着率があがっている企業も沢山ありますので、是非ご自身の目で見極めていただきたいと思います。

営業職に必要なスキル

営業職は特に事前に準備する必要のあるスキルはないのですが、営業なので売れるかどうかという点は選考時に見られます。

営業としての経験がなかったとしても、お客様に喜んでいただき間接的であっても売上に貢献した経験や成功事例はあると良いと思います。

転職活動をしながらでも、意識すれば作ることができるエピソードもあると思いますので、少しでも営業適性をアピールできる体験を積むようにしていただくとよいと思います。

IT・Webエンジニア

IT・Webエンジニアの難易度

ITエンジニアやWebエンジニア、Webデザイナー、Webマーケティングなどは、昨今大変人気のある職種になります。

私がキャリアアドバイザーをしていた頃も、2~3割の方がご興味を持たれていました。

20代であれば未経験でも挑戦できますが、30代になると正直厳しいと思います。

IT・Webエンジニアの将来性

世の中のIT化が進んでおり、今後も需要は高まっていくと思います。
一方で、変化が早く、どんどん新しいものが生み出されていくので、一度習得したら終わりではなく継続的に学び続けていくことが必要になります。

IT・Webエンジニアにキャリアチェンジする方法・必要なスキル

言わずもがなですが、専門知識や技術力が必要になりますので、基本的には先ず技術力を身につけていただくことが前提となります。

転職エージェントによっては学習支援を無料でしてくれるところもありますので上手に活用していただくと良いと思います。

別の記事で詳しくご説明してますので、こちらをご覧ください。

企画・マーケティング

企画・マーケティングの難易度

こちらも人気の職種になりますが、未経験では正直難しい職種と言えます。

商品企画やサービス企画などのお仕事は職務の専門性の高さだけでなく、業界や商材の専門性も必要になります。

そのため、一つの企業の中で長年かけて勝ち取っていくイメージが強いです。

正直華やかなイメージでご希望される方や、営業や接客などの現場仕事がしんどいから企画側に行きたいという方もいらっしゃいますが、実はかなりハードで重圧のかかるお仕事になりますので、目指すとしても覚悟を持って臨んでいただいた方がよいと思います。

企画・マーケティングの将来性

将来性は非常に高いと言えると思います。
経営に近いポジションですので、起業にも役立つ職種です。

広告・販促・市場調査などのマーケティング職や、経営企画・事業企画は汎用性があり、経験あれば他企業への転職も可能です。

ただポジション数が少なく出現度が低いため、タイミング次第で良い案件が見つかるかは分かりません。

企画・マーケティングにキャリアチェンジする方法・必要なスキル

ご説明のとおり、基本的には未経験での挑戦は難しいです。

別の記事で詳しくご説明してますので、こちらをご覧ください。

まとめ

  • キャリアチェンジは若い方が有利ですが、職種や経験によっては30代でも可能
  • 職種ごとに難易度、必要なスキルや目指し方が違う
  • 事務職の有効求人倍率は高く難易度は高めで、派遣からのスタートがおすすめ
  • 事務職で正社員を目指す場合は沢山応募しよう
  • 管理事務は専門性高く将来性があるが、案件少ないので積極的に応募しよう
  • 経理は簿記資格が、法務は法律の知識が必要
  • 人事採用は人材業界で法人営業経験があると有利
  • 営業職は比較的未経験の難易度が低く30代でも挑戦可能
  • ITエンジニアは基本スキルが必要だが、学習支援が受けられるエージェントもある
  • 企画・マーケティングは社内で勝ち取っていくポジションで基本未経験では難しい

以上いかがでしたでしょうか。

キャリアチェンジは経験職種と比較して簡単ではないですが、人生は一度きりです。
後悔の無いように、情報収集からでも、是非今すぐ行動を起こしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました